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【2023/9/12】本玉真唯が二日がかりの熱戦を制して2回戦進出

■木下グループジャパンオープン女子大会(WTA250)は12日、大阪のITC靭テニスセンターでシングルスとダブルスの1回戦が行われた。シングルスでは主催者推薦で内島萌夏(安藤証券)と予選勝者の坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)が、前日にサスペンデッドとなり最終セット途中から再開した本玉真唯(島津製作所)とともに2回戦進出を決めた。今季限りで引退を表明している土居美咲(ミキハウス)と第7シードの日比野菜緒(ブラス)は敗れた。ダブルスでは第2シードの穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)組が準々決勝に進んだ。


【シングルス1回戦】 〇本玉真唯(島津製作所) 7-5、0-6、6-2 ●張修貞(韓国)

■最終セット5-1で中断していた試合は、本玉がこの日2ゲーム目のサービスゲームをキープして、6-2で長い試合に決着をつけた。「5-1とリードはしていても、試合を一度リセットされた感じで、あと1ゲームという変な緊張感もあった」と本玉。「最初からパワーを全開で出せるようした」という本玉は再開後、最初の相手サーブはキープされたものの、続く自分のサービスゲームでは、サーブがコーナーに決まり、簡単にキープして試合を締めた。「やはり難しかったが、次の試合への自信にもなる」

■前日の第1セットは、ラリー戦で相手を振って、チャンスには前に出てボレーで決めるという「目指しているテニス」ができた。しかし、第2セットは0-6という一方的な展開で失った。ただ、「何が悪かったかは試合中に分析できていた」という。最終セットはプレーを修正、「ラケットをしっかり振って、ネットにも詰められるよう、ポイントを重ねられるよう心掛けた」。本玉が二日がかり、2時間19分を要した熱戦を振り返った。


【シングルス1回戦】 〇アリアネ・ハルトノ(オランダ) 6-2、3-6、6-3 ●土居美咲(ミキハウス)

■土居「試合から3か月くらい離れていたのでどうなるかと思っていた。当日になって試合に向かっていく感じを思い出して、いい緊張感を持ちながら挑んでいた。序盤は自分のプレーが出せなかった。緊張や不安があってか体の切れがなくて、自分から展開することがなかった。それを修正して、勝ちにはつながらなかったが、そのまま終わらなくてよかった」


【シングルス1回戦】 〇レベッカ・マリーノ(カナダ) 6-3、6-4 ●日比野菜緒(ブラス)[7]

【ダブルス1回戦】 〇穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)[2] 6-3、6-2 ●韓ナレ/張修貞(ともに韓国)

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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