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【2026/10/23】第1シードのリーが新鋭タガーを振り切って4強入り

[シングルス準々決勝]
○アン・リー(米国) 6-4,3-6,7-6(0) ●リリー・タガー(オーストリア)

■両者が持ち味を出す好試合だった。第1セットはリーが快調に飛ばした。第1サーブが入るとすべて得点に結びつけ、相手にブレークポイントさえ与えなかった。第2セットはタガーがサーブを軸に攻撃的なプレーを続け、取り返す。「エネルギーが全然出なくなって、落としてしまった」とリー。しかし、これでは終わらなかった。「エネルギーを上げていかないと、寂しくコートから去らなくてはいけないという考えも頭をよぎり、頑張ることができた」と自分に活を入れ、集中力を取り戻した。

■最終セットはブレークのないまま終盤へ。リーは5-4からのリターンゲーム、6-5からのリターンゲームでそれぞれマッチポイントを握ったが、ものにできず、タイブレークに入った。ここまでの競り合いとは対照的に、リーが一方的に得点を重ねていく。「すごく集中力が上がって、いいプレーができた」と7-0の完封。25位と自己最高ランクで大会に乗り込んだ第1シードが、18歳を退けた。

■リーは身長170㎝と特別、大柄ではないが、プレーはダイナミックだ。「強くて速い、持久力もあるというところを目指してトレーニングしている」という。ただ、WTA1000の中国・北京と、同じく武漢で計7試合をこなして大阪に入ったため、コンディションはベストには遠い。武漢では世界ランク2位のアリーナ・サバレンカからの「金星」もあった。試合中盤のトーンダウンは、連戦による疲労の影響もあっただろう。「疲れています」と苦笑したリーは、こう続けた。「頑張るしかない。フィジカル的にも、メンタル的にも。一日一日、頑張ろうという感じです」。

(日本テニス協会)