［シングルス２回戦］
○アレックス・デミノー（豪州） 6-0,7-5 ●ディエゴ・シュワルツマン（アルゼンチン）
■第４シードのデミノーが隙のないプレーで元世界ランク８位のシュワルツマンに快勝した。第１セットは失ゲーム０のシャットアウト。第２セットは相手の反撃でもつれたが、５－５からギアを上げ、攻撃的なプレーで２ゲームをもぎ取った。
■「今日のパフォーマンスには満足している。第２セットはもう少し簡単に行けるかと思ったが、ディエゴは素晴らしい競技者で、そこから食らいついてきた。２セットで勝ててとても満足している」とデミノー。第２セットは劣勢のシュワルツマンへの声援が多く、ブレークバックに成功した相手に流れが傾きかけたが、あわてなかった。
■今季は自己最高ランクの11位をマークするなど、好調を維持している。デミノーは「集中力を高め、高いレベルを保ってプレーできている」と要因を分析。第１セットのスタートダッシュも、終盤のギアチェンジも、まさに集中力のたまものだった。なかでも終盤２ゲームは、今の勢いと自信を見せつけるかのような、迫力あるプレーだった。
（日本テニス協会広報部）
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